【クレジットカードの海外旅行保険基礎知識】帰国後に病院へ診察に行って医療費をキャッシュバックまでの申請方法まとめ。
先日、タイのチェンマイで数週間滞在してきました。
ちょうど、ソンクラーンという水掛祭りの最中で、ビショビショに濡れながら楽しんできましたが、滞在3日目くらいからお腹が少し緩くなって、病院に行くほどでもないけど、、、と思って日本に帰国しても治らなかったので、病院に行きました。
経験してわかったのですが、クレジットカードの海外旅行保険をいざ使おうとするとわからないことが多いです。
「いつまで適応になるのか?」
「どの程度で病院に行くのか?」
「医療費はどのくらいかかるのか?」
海外旅行保険付帯のクレジットカードを使用して、海外旅行の医療費をキャッシュバックする方法をまとめました。
初めてのことだと不安もあると思いますが、この流れで進めていけば、医療費をキャッシュバックすることができるので、安心してください。
クレジットカードの海外旅行保険
クレジットカードには海外旅行保険がついてるのを知っていますか?海外旅行中や帰国後にも条件を満たせば保険が適応されるんです。
今回は、タイから帰国後少し体調が悪かったのでクレジットカードの保険を使って病院へ行きました。
クレジットカードの保険適応には2種類ある
①自動付帯(海外旅行保険適応のクレジットカードを持っているだけでOK)
②利用付帯(出国するまでにクレジットカードで決済すればOK)
少し詳しく説明すると、
①自動付帯
海外旅行保険適応のクレジットカードを持っているだけで保険が発動します。なので、海外旅行に行くひとは持っていると便利です。
②利用付帯
出国するまでの道のりで交通料金(電車、バス、タクシー、飛行機、船など)を支払う、パックツアーなどの料金をクレジットカード決済をすることで海外旅行保険が発動します。
まず、自分が持っているクレジットカードがどちらなのかを知っておく必要があります。カードの裏に書いてある電話番号に電話をすれば間違いないので時間がある時に1度確認して見てください。
帰国後72時間以内が保険適応
今回、保険を使用したカードは『エポスカード』です。
まず病院に行く前にカードデスクに電話をしました。もし、わからなければカード裏の電話番号にかけると教えてくれると思います。
ここに電話をして、渡航先や状況を伝え保険が適応になるかを聞きます。わたしの場合は、帰国直前に少しお腹が緩くなっていて、電話の時はすでに帰国していました。
手順を簡単に説明しますね。
まず、
エポスカードの出発前帰国後の連絡先0120ー11ー0101に電話をかけます。
そこで、こんなことを聞かれます。
・症状の説明
・名前・電話番号
・カード番号、カードの有効期限
・出国日・帰国日
・症状が出た日
・帰国日の時間帯
・出国前・持病ではないかの確認
帰国後少し様子を見てもよくなることがなかったので、病院に行きたいことを伝えると、この時点で帰国してから48時間以上が経過していました。帰国後に保険が適応になるのは72時間以内に初診を受けることが条件です!
急いで病院へ。
早く体調を戻したかったので、点滴をお願いしました。
病院で診察を受けた後、再度電話をします。
・診察にかかった金額
・※診断書の有無
・通院の手段
・発症した都市
・生年月日
・名前の書き方
※初診から180日以内の診察代は保険適応なので、通院する場合には全ての領収書を保管しておく必要があります。
さらに、全ての診察代で10万円を超える場合には診断書が必要になります。10万円以下の場合には必要ありません。
などを聞かれます。領収書は必ずもらってください!
1週間もしないうちに書類が届きます。
パスポートのコピーと領収書の原本、必要項目を記入して返信用封筒で送ると自分が指定した口座キャッシュバックという流れです。
そして、キャッシュバック
書類を提出してから1週間ほどで保険金支払いの書類が届きました。
診察代 4,190円
薬代 5,70円
合計 4,760円
今回の診察にかかった費用を全額返金していただきました。
最後に
簡単にまとめます。
・帰国後は72時間以内に初診を受けることで保険適応
・初診から180日以内にかかった医療費は保険適応
・10万円以上の医療費がかかった場合は医者からの診断書が必要
保険適応のクレジットカードを持っているひとは、できるだけ使用した方がいいです。病院に行くのも少し風邪ぎみだな。程度でもいいと思います。海外で体調を崩すと不安になりますよね。
エポスカードに関して言えば、海外ではキャッシュレスで診察を受けることができますので現地でよくわからない薬を飲むよりも病院に行った方が良いです。
不安な状態で旅行や旅をしても楽しくないので、少しでもいつもと違うことがあればすぐに病院に行くことをオススメします!実際に使ってみると意外と簡単に手続きができますので、難しく考えず使ってみてください。
この記事が後に続くひとのためになると嬉しいです。
注意点がひとつだけあって、エポスカードを持っていないと医療費のキャッシュバックをすることができません。海外旅行へ行く前に、エポスカードを作っておくことをおすすめします。