【コラム】上司が新入社員に言う決まり文句『石の上にも三年』の本当の意味。
わたしも新入社員の頃に会社を辞めたいと相談したことがあります。
上司から帰ってきた言葉は、、、
『我慢しろ!』
『どこへ行っても同じだぞ!』
ここで我慢できなければ、
どこへ行って同じだと。
でも、我慢=対価は当たり前なのでしょうか。
我慢しなければ、
対価を得ることが本当にできないのでしょうか。
我慢して生活することが、
大人になるということなのでしょうか。
わたしが、
フリーになって今思うことをシェアします。
「我慢しろ」と言われてどうしようか悩んでいる方の役に少しでも立てたら嬉しく思います。
『石の上にも三年』と言っている本心
新入社員のスピーチや卒業式のスピーチの時にこんなことを話す人がいますよね。
『石の上にも三年』
とにかく我慢しなさい、3年間我慢したらやりたいことが見えてくるなんて謎のことを言う人がいますが、結論から言います。
『石の上には1秒もいるな』
まず、「石の上にも三年」の本当の意味を書き残しておきます。
冷たい石の上でも3年も座りつづけていれば暖まってくる。がまん強く辛抱すれば必ず成功することのたとえ。
つまり、我慢強く辛抱すれば必ず成功すると言うことなんですが、、、
『やりたいことをやる』
これが大前提の話です。
やりたくないことを3年間も我慢する必要なんてないんです。
むしろ、
やりたくないことはやらなくていいんです。
『石の上にも三年』
— 田中ひで@笑う門には福来る! (@hide_rp) 2017年8月20日
このことわざを新社会人のスピーチで使う人がいるけれど、かなりダサいと思う。
本来の意味は我慢強く辛抱すれば成功するということ。
大前提として、やりたいことをして結果が出ていないという状況。
やりたくもないことに三年も使っても何も生まれない😁 https://t.co/ii253wmVgW
『石の上にも三年』と言う大人の多くは、
・自分の夢を諦めた人
・挑戦すらしなかった人
だから、自分の人生をイキイキしている若者を見るときっと悔しいんです。
「俺は諦めたのに・・・。」
「悔しい、お前も我慢しろよ!」
「俺も我慢して来たんだから」
こんな感情から、
「とりあえず我慢しろ」
と言う本質からずれたアドバイスになっているんだと思っています。
目標としている人に会いに行く
じゃあ、どうしたら理想を叶えることができるのか?
これは、すでに明確な答えが出ていて、
自分の目指しているライフスタイルや生き方を実践している人に会いに行くこと。
これが間違いなく1番の特効薬だと感じています。
わたし自身、圧倒的にうまくいっている方に直接会いに行くことによって、
「間違っていなかったんだ」
「可能性はあるんだ」
「できるんだ」
と明確なイメージを持てるようになりました。
自分の目指している方向に確信を持てるようになったのは、ものすごく大きい自信となりました。
多くの大人は、何かに挑戦しようとする時に否定したり、できない理由や文句を言ってくる。
— 田中ひで@笑う門には福来る! (@hide_rp) 2017年8月20日
そんな大人の声なんて無視した方がいい。
自分ができなかったから、やろうとしなかったから、無理矢理にでも諦めさせて仲間にしたいだけなのだから。
できる理由を考えて、できてる人に会いにいこう😁
とにかく、
「できない理由」から「できる理由」を考えるように意識的に取り組んで行くと少しづつ自分自身でも、変化を感じることができると思います。
少し勇気がいりますが、ここはビビらずに思い切って会いに行きましょう。
ただ、相手のお時間をいただくことになるので、それなりのメリット・対価を支払う必要があると思っています。
失礼のないように、かつ大胆にドンドンいきましょう。
選択肢を広げる
ここまで、「石の上にも三年」の本質についてお話して来ましたが、必ずしも企業に就職しなければいけないと思い込んでいませんか。
学校に行くと、就職がゴールに設定されているけれど絶対、会社員にならなきゃいけないことはない。
— 田中ひで@笑う門には福来る! (@hide_rp) 2017年8月20日
今の時代、インターネット環境があればどこでも好きにやりたいことができる時代。
会社員になることを否定するつもりは微塵もないけど、会社に主導権を握られないように手札を持つことが大事。 https://t.co/irzRT3Dglz
確かに就職することも選択肢のひとつではありますが、自分次第で選択肢を広げることが可能です。
選択肢の手札を会社以外に持っていることで、
3つのメリットがあります。
・会社と対等な立場で話し合いができる
・理不尽なことがあれば、すぐに辞めることができる
・会社や他人に依存せず、自立した人生を歩める
会社から給料をもらえなくても生活することができるという選択肢があれば、嫌なことを我慢する必要がなくなると思うんです。
好きなことを仕事にしていたり、会社の理念に共感していたりする方でも、選択肢を持っていることで自分の人生の可能性を大きく広げることができます。
好きなことをするためにも、いくつかの選択肢の中から選べる状態を作っておくのがベストだと思います。
まとめ
・『石の上にも三年』→『石の上には1秒もいるな』
・できている人に会いに行くこと。
・『できる理由』を考えること。
・選択肢を広げること。
理想の在り方を明確にイメージして、継続することができたなら、きっとそれは実現することができると思っています。
最後に、この言葉で終わりにさせていただきます。
過去から学び、今日のために生き、
未来に対して希望をもつ。
大切なことは、何も疑問を持たない状態に
陥らないことである。
今日もコツコツいきましょう。
今日の質問
『あなたの理想はどんな姿ですか?』
誰かの意見や価値観に左右されることなく、
自分と対話してみてください。