「好きなことを仕事にしたい」と言う学生・会社員へ。口より体を動かせ。
「好きなことを仕事にしたい」
と言う言葉をよく聞く。
久しぶりに会った会社員の友達は、
・仕事を辞めたい
・楽しくない
・いい仕事紹介して
こんなことを言っていた。
「だったら、辞めれば?」
って言っても、辞められない理由を天才的な角度から、いくつも並べて反論してくる。
できる理由はひとつもなくて、
できない理由は腐る程ある。
じゃあ、できなくて当然だよね。
そもそも、本当にやろうとしていないなら無理だし。
さらに、「〇〇したいんだよね〜」
なんて言う奴は、大概何もやらない。
俺の経験上では、99,99%の確率。
まず、好きなことってなんなの?
「好きなことを仕事にしたい」
って言う人の好きなことって何???
自分のことを知らなさすぎる人が、あまりにも多すぎる。
好きなことって、
単純に考えてもうすでにやっているはずじゃん。
なのに、好きなことをしたい?
俺には、よくわからない。
きっと、「好きなことを仕事にしたい」って言う人の”好きなこと”は、他人の好きなことなんだと思う。
つまり、自分が周りからどう見えるか。
周りの目を気にして、好きなことだと思い込んでいるだけなんだと。
周りの目は徹底的に無視しろ
ネットが発達して、SNSが浸透して、誰とでも出会える世界になったことで、圧倒的に起業がカジュアルになって、ネットを使って収益を得る仕事をする人が急激に増加した。
今では、ビジネスをする上ではネットは欠かせないものになっている。
今人気のInstagramを開けば、世界中のユーザーが投稿した写真が無数にある。
インスタグラマーなんて言葉ができるほどに、世の中に浸透した。
最近聞いた話だと、旅行会社がツアーを企画するときにもインスタが重要で、
今までは、世界遺産・遺跡・体験が企画の中心だったのに、インスタが人気になってからは、インスタ映えする場所を参考にしてツアーを組むらしい。
人間の本能には、自己承認欲求ってのがあって、自分が他人に認められたい。
っていうのが誰にもある。
今のSNSには、自己承認欲求を満たすためのいろんな仕組みがある。
・いいね
・シェア
・コメント
・再生回数
これらは、人間の本能を満たすために仕掛けられているんだ。
誰でも発信ができる時代だから、情報が洪水のように溢れかえっていて、他人の情報につい流されそうになるけど、どうあがいたって、他人になることはできない。
だから、自分の軸を持つことが重要なんだ。
「どう在りたいか」
これを明確にすることで、
情報に流されなくなるから。
人間は、環境によって左右されるから一番いいのは、灯台となり道を示してくれる人以外の情報を遮断すること。
俺なんかも流されやすいから、
徹底的に周りの目は無視している。
好きなことの見つけ方
好きなことなんてのは、
経験した中からしかわからない。
だから、単純に多くの文化や体験に触れるしかない。
その中から、なんかいいな〜って思えるものをとりあえずやってみる。
そんな繰り返しで、気づいたらずーっと続いているものが好きなことに変わっていく。
好きなことは、最初からわからない。
やっていくうちに、「あっこれ好きかも」って思うものが、好きなことになるんだ。
だから、頭で考えてもしょうがない。
とにかく、やってみるしか方法はない。
口でウダウダ言う前に体で体感するしかない。
生活が苦しくなっても、続けるか?
好きなことを仕事にしたいって言って、実際に行動したけどうまくいかなくて、元の職場に戻る人もいる。
結局のところ、好きなことを仕事にするってのはそんなに甘くない。
こんなことを言うと、うざい年寄りみたいだけど、覚悟がなければ好きなことを仕事にはできない。
最初から、うまくいくわけなんてないし、初めてのことだらけで空振りの方が多いのは当然なんだ。
けど、多くの人が空振りを続けていくうちに自信をなくして、バットを振ることすらしなくなって、最後にはバッターボックスに立つことを辞める。
極端な話、好きなことって、生活が苦しくなっても続ける覚悟があるかどうかで、収益がなくても続けるほどやりたい気持ちがあるかどうかなんだと思っている。
明日の夜飯がなくても、
なんとかやろうとするか。
その過程を客観視して、
楽しむことができるかどうか。
これができれば、きっとなんとかなるしなんとかできる。
会社に雇われれば、決まった時間で決まった給料しか貰えないけど、視点を変えればその時間の対価を得ることができる。
フリーランスは、多くの人がスタートはどんなに時間を使っても、その時間が収益に反映するとは限らない。
むしろ、会社員時代よりも長時間労働で0円だってあり得る。
誰もが理想の世界を現実にできるほど、甘くないのが現実だ。
毎朝、憂鬱に出勤して、トイレでサボっていても給料がもらえる会社員ほど甘くない。
適当にいけばいいだけの仕事よりもシビアな世界で、自分の行動がもろに結果に出る。
どんな人でも、一度は会社員を辞めて自分で稼いてみるといい。
初めの1円を稼いだ時、お金を得ることの本質を体で感じることができるから。
とにかく行動するしか現実は変わらない
行動しない人の特徴
・口しか動かさない
・やる前からできない理由を考える
・ありもしないリスクに怯えている
今、自分の働き方に違和感を感じているなら、とにかく思っていることを行動に移してみるといい。
最悪なのは、いつまでも口だけで「〇〇やりたいんだよね〜」なんて言っている奴だ。
本当に気持ち悪いし、近づきたくもない。
生物である以上、最後は死ぬ。
死を直視すると気づけるはずだ。
リスクなんてのは、勝手に作り出した幻想でしかない。
一番のリスクは、行動をしないことだ。
どんなにいいアイディアでも、行動をしなければなんの価値も生まない。
もしも、あなたの発信によって、
・喜ぶ人
・笑顔になる人
・人生がより良くなる人
・悩みを解消できる人
・人生が変わる可能性のある人
がいるのなら、思っていることを行動にしなければいけない。
口でどんなに語ったって、夢物語でしかない。
夢をバカにしているつもりはないけど、夢だけを語る人間が大嫌いだ。
口だけで盛り上がって、現実を動かそうとしないなら、ただの夢。
夢を持てなんて言う人がいるけど、夢を持ってもいいし、夢がなくてもいい。
とにかく行動することでしか、現実を変えることは無理。
これだけは、絶対だ。
行動することでしか、結果を得られないし、
行動することでしか、現実は動かない。
結果を出すことも重要だけど、結果ばかりに意識が向いて、ビビってリスクばかりを妄想して、行動しなければ結果なんてない。
だから、この一言に尽きるんだ。
『行動しよう』
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