韓国、釜山の市場を歩いて感じた違和感。『生きるために仕方なく働く』という選択の先に明るい未来はない。
『マシッソ〜!』(美味しいよ〜)
市場を歩いていると、おばちゃんの声が聞こえてくる。いま、おれは釜山にいる。
観光地とかは全く興味がなくて、地元の人のリアルな生活の方が見たいタイプだから、市場や屋台なんかによく行く。
で、今回も釜山の色々な市場に行ってきた。
そこで、強烈な違和感を感じたわけ。
生活のために、仕方なく働いてる。
本当はやりたくくない。
でも、、、生きるために。
って感じがすごかった。
日本でも、
「仕事が嫌」
「つまらない、やめたい」
って多くの人が言うんだけど、
「生活のために」って言葉を使って、結局やめない。
そろそろ、気付こう。
『生きるために働く』先には、最悪の人生しかないんだって。
『生きるために仕方なく働く』という選択の未来
生きるためには、お金は必要。
でも、『生きるために仕方なく働く』という選択をすれば、その先にあるのは地獄。
だって、生きるために時間を売って働いてるわけだから。考えなくてもわかるはず。一度冷静になって見ればすぐ分かる。
人生って、時間だから。
生きるために、時間を売ってるってことは、命を売ってるってことだ。その選択の先に明るい未来なんてあるわけないでしょ。
例えば、朝8時〜夜17時まで週5日働くとする。家賃、食費、家族を言い訳にして、『生活のために』って言葉でまとめて、定年まで働く。
その先に何がある?
他人、組織、社会に縛られ、気づけば定年。そして最後は、死ぬ。人生が終わるわけです。
そんな人生を生きたいならそれでいい。けど、どうせ生きてるなら楽しい方がいいでしょ。だから、『生きるために働く』って選択はしちゃいけないんだ。
極端に言えば、ご飯を食べるために働いちゃいけない。
だって、生きるために働く=ライスワークってこと。食べるために働くと、生きることに本気になれないから。
釜山の市場で感じた強烈な違和感
釜山の市場を歩いていると、何か強烈な違和感を感じた。釜山で色々な市場に行ったけどどこも同じだった。
「この違和感はなんだろう?」
って考えながら、市場を練り歩いて見てわかった。
釜山の市場の売り手は、98%が40~70代の女性。そして、彼女たちはやりたくて市場で仕事をしているようには見えなかった。
この時期の釜山の気温は15℃くらい。数字で見るとそれほど寒い感じはしないけど、釜山は海がすぐそこなので、想像以上に冷え込む。
日が暮れる17時頃からは、ダウンジャケットを着ないと寒いほど。
そんな条件下の中で、毎日市場に出向き仕事をしているわけです。実際に市場を歩けばすぐにわかるんだけど、市場で働きたくて、そこにいるという雰囲気はない。
ってことは、生きるために働いてるわけです。
家族がいて、家賃を払って、食べて、、、。
と考えれば、人間が生きるには絶対にお金が必要になる。だから、生きるためには最低限のお金を稼ぐ必要はある。
けど、『生きるために仕方なく働く』という選択をした先に明るい未来なんてない。
はっきり言おう、生きるために働く先に待っているのは最悪の結果だ。
全ては自分で選択していて、望んでいること
なんども言うけど、『生きるために仕方なく働く』選択をすれば、最悪の人生が待っている。
でも、それを選択しているのも自分で、判断、決断、行動しているのも自分なわけです。
つまり、全ては自分が望んでいる未来なわけです。
よく「自由になりたい」 って言葉を聞くけど、本気で思っている人は少ない。
尊敬している経営者の方の言葉が強く印象に残っていて、
『みんな自由になりたいって言うけど、本気で自由になりたいんですかね?』
って言っていた。
ほんと、これが全てだと思う。
ホントは、自由になれないことを望んでいて、悩んでいる自分が好きななわけ。
「そんなことない!!」
って思うかもしれない。
でも、これを読んでいる時点でそう。
だって、自由だったら読んでないでしょ。
だから、気づいてほしい。
全ては自分で選択していて、その選択が未来になり、現実となることを。
だって、人生は楽しむためにあるんだから。
ってことで、一緒に適当にクソ大人になってくれる仲間募集中です。