【コラム】ないものはない。今あるもので勝負する。
『ウィーン、ブォオーォー
ブォオーォー、ブーブゥーブーゥー』
ピーンという音がなり飛行機が離陸する。
灼熱の台湾を離れ飛行機の中でふと思ったことを「記録に残しておきたい!」と思い
CAさんにフライトモードになっているか、
iPhoneを覗き込まれながらその視線に負けずとスクロールしながら書き綴っています。
見方を変えればそれが武器になる。
わたしは、サッカーを10年間やっていたのですが、小学生の時にコーチから
選手それぞれの長所を紙に書いてもらったことがありました。
当時、小学6年生。
子供なので、みんな他の人の紙を見たり見せ合ったりしていました。
「シュート精度が高い」
「1対1に強い」
「ヘディングが強い」
「ドリブルがうまい」
などなど。
わたしの紙には、
「ファーストタッチがいい」
その当時は、何か華がない長所だな。
地味だな。と感じたのを覚えています。
ただ、いま思い返せばファーストタッチが良いということは次のプレーの準備ができる。
ということです。
タッチ数が少ないということは、
より早く攻めることができるのです。
最近は、バスケットや野球、卓球、格闘技など様々なスポーツが好きでよく見るのですが、
一流のプレーヤーほど簡単にプレーしていると気づきました。
だから、ファーストタッチが良いということはシュートも打てるし、パスも出せるし、
ドリブルもできる、ダイレクトパスもできるというように多くの選択肢を持つことができる強力な武器だったんです。
そのことに気づけず、自分の外ばかりを見て少し落ち込んでいたことがありました。
他にも、社会人になって同じ作業をしても
早い人と遅い人・正確な人とミスが多い人というのがどうしても出てきます。
作業が遅い人はきっと自分はダメなんだ。
と落ち込んでいるかと思います。
しかし、作業が遅いということは周りに流されずに自分のペースで作業をすることができるということでもあります。
これは、長所です。
現代の日本では、周りの顔色を伺ってできるだけ皆んなと同じ方向を向いて
そこからはみ出さないように流れに沿って行動している人が多いと感じています。
そんな中で皆んなとは違う感覚で行動することができるのは大きな武器でしょう。
もちろん、早い方が適している場所もあるでしょう。それぞれに求めているものがあるので
その条件に合わなければそれは環境を変えるのみです。
そんな時は、自分が好きで続けていることでなければ思い切って場所を変えるだけです。
ないものはない。今あるもので勝負する。
━━━━━━━━━━━━━━━━━
そんなことはわかっているつもりでも、
隣の芝生は青く見える。
無い物ねだり。
まさにこれ。
きっと、こんな言葉が残っているのだから
むか〜し、
わたしの場合だと、
『〜がないから』
『〜だったら』
ないものに目を向けて、悩んで行動を止めてしまうような時間の使い方は絶対にしない方がいい。
ただただ、本当に時間の無駄だから。
ないものではなくて、今あるものに目を向けてそれを有効に使うべきなんです。
「じゃあ、今何があるのか?」
と考えたところ圧倒的に時間はあることに気づいて、とにかく時間を使おうと思った
初めはうまくいかないことでも、
例えば、子供の時に覚えた自転車。
最初から、乗れる子って多くはないですよね。
ヘルメットを付けて、プロテクターを付けて、
わたしは、
転ば
これこそが、時間をかければうまくいく。
できるまでやれば、必ずできるようになる。
ということを物語っていると思うんです。
しかも、多くのひとがこの経験をした事があるはず。
多くのひとが達成していることは簡単に見えて、
難しく見えてしまうという謎
現状、
そして、
飛行機に乗ることの楽しみのひとつになっている機内食が来たので、今日はこの辺で終わりにしますね。
この記事を書いている人
どうやって生活しているの?
あなたへのオススメ記事です